日記
diary電話を置いていない店が、電話番号を必須にしていた話。

うちのスタジオには、電話がありません。
置き忘れたのではなく、開業前に、置かないと決めました。
理由はひとつです。セッション中に出られない。
うちは完全個室のマンツーマンで、60分のあいだ、インストラクターはお一人のお客様についています。その最中に鳴っても、出る人がいない。ぼくは現場にいないので。
まず、出られない。
次に、出られなかった電話は、こちらの借りになる。かけ直す、折り返す、留守電を聞く。鳴るたびに、返さないといけないものが増えていく。
だから、最初から鳴らないようにしました。
予約はネット、お問い合わせはLINEかフォーム。どれも、こちらの手が空いたときに返せます。
電話は、待ってくれない。フォームは、待ってくれる。

1年たって、困ったことがあるかというと、ありません。
「電話はないんですか」と聞かれたことも、一度もない。
気になって、うちのサイトが「電話番号」という言葉で検索された回数を調べました。
半年で、1回。
クリックは、ゼロ。
探している人が、いない。
サイトを見直したら、お客様向けのページには電話の話がどこにも書いてありませんでした。「ありません」とすら書いていない。載せていないだけで、誰も気にしていなかった。
電話をかけたい人は、もういないんだなと思いました。少なくとも、うちに来てくださる方には。
ここまで書いて、ひとつ確かめておこうと思って、採用ページを開きました。
応募フォームの、電話番号の欄。
必須でした。
これは、恥ずかしい。
電話を置いていない店が、応募する人にだけ、電話番号を出せと言っていた。しかも、開業してから今日まで、ずっと。
1年のあいだ、誰にも指摘されませんでした。応募が来ていないので、指摘する人もいなかった訳です(笑
今日、任意にしました。
電話は、相変わらずありません。番号を書かせる欄だけ、なくなりました。
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